元キャビンアテンダントあやメリーの「自分らしくあるために、いつも心にSMILEを」

元国際線CAの現在・過去・未来のお話
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収納場所

ごきげんよう~。あやメリーです。

窓を開けると今年も、うぐいすの鳴き声が聞こえてきます。癒される~。



さて、

我が家の息子は物を失うことが多く、

いつもいつも何か探し物をしています。

どこに置いたか分かんなくなってるのよね💢。

『置場所を決めるべし。』 と母ちゃんキレ気味。

ていうか、毎回ぶちギレ。

物の管理を徹底するよう指導中です。



飛行機では、

機内の搭載品は、一つひとつ収納場所が決められています。

使ったら必ず、絶対に元の場所に戻さなければなりません。 これ鉄則。

次に引き継ぐクルーのためでもあり、

使った分だけ物品を補充してくれる搭載スタッフのためでもあり、

理由は他にもあります。

必ず搭載されていなければならないものが所定の位置にないと、

飛行機を飛ばせない場合もあります。 非常用装備品がそれに該当します。



CAは、SHIP IN したらまず、「プリフライトチェック」を行います。

非常用装備品の確認と、サービス用品の搭載確認などなど、

無数にあるコンパートメントを全て開けて、中身をチェックしています。

国際線では、この搭載品チェックがすごーく大変。

(膨大な数と量のアイテムが搭載されているため)

そして、どこに何が何個入っているべきか、を把握していないと、搭載洩れに気付くことができません。

チェック洩れの無いように活用しているのが、ロケーション一覧図(資料)です。

機種毎、ギャレーごと、路線ごとに異なる搭載品の種類、数、場所が図で書かれています。

私はその一覧図をポケットに忍ばせてフライトしていましたが、それを確認している暇は無し。

「搭載位置は体で覚える」これしかありません。



息子にも体で覚えていただきましょうかね。

その為には、使ったものは元の場所に戻さないと、

意味がなーい!(-_-)




BGM

ごきげんよう~。あやメリーです。

現在の職場では心地よいBGMが流れていたのですが、

諸事情により突然、廃止になりました。

し~ん…シーン…

静かすぎます。

あったものがなくなると、違和感MAXです。



機内でも、ボーディング(搭乗案内)中と旅客降機中にはBGMを流しています。(会社による)

あのBGMは自動的に流れているわけではなく、

チーフがONO&OFFを操作しています~。

時々、操作を失念したり、

旅客応対でそれどころではない時もありまして、

そんな時は他のCAがインターホンで私を呼び出し、

『ミュージックが聞こえませ-ん。』と教えてくれました。



昔は曲目が定期的に変更されていましたが、

最近はどうでしょう。

先日、久しぶりに(元)自社便に乗ったら、

私の在職中からの曲と全く変わってませんでした〰!。

よく乗られるお客さまだったら

間違いなく口ずさめるだろうな (#^.^#)。

ではまた!

ダイバートの後は

ごきげんよう~。 あやメリーです。

フェリーフライトに引き続き、ダイバートにまつわるお話です。



ダイバート(代替空港への着陸)を経験したことはありますか?

悪天候や機材故障などで、目的地に降りられない時に発生します。

他の飛行機が緊急着陸して、その空港が一時的に閉鎖になった時にも、

他の空港へダイバートしなければならない場合があります。



飛行機の遅延や欠航、ダイバートでの会社の対応は、エアラインや原因によっても差があります。

例えば、帯広空港に行きたかったのに、新千歳空港に降りてしまった場合。

千歳から帯広までの列車の案内、またはバスを手配します。

私がいた会社では、陸路での移動料金は会社負担でした。

「機材故障」が原因だったら当然の措置ですが、

「悪天候」によるダイバートでも会社負担で手配していたと思います。

イレギュラー対応はケースバイケースですが、

降ろされた場所で路頭に迷う、ということはほぼありませんので、そこはご安心ください。



条件付き運航の場合、機内では

ダイバートした場合の列車での移動手段と目的地まで掛かる時間を、JR時刻表などであらかじめ調べていました。

なぜならば、お急ぎのビジネスマンから上空で質問を受けるからです。

質問があってもその場ですぐにお答えできるよう、備えていました。

多分、今はそこまでするCAはいないかもね。

おかげさまでJR時刻表の読み方は、これでマスターしました。



条件付き運航の便に乗るかどうかは、一つの賭けでもありますね。

代替空港へ降りるかもしれない、という条件を承知の上でご搭乗いただきます。

実際には、目的地に着陸できる確率のほうが高いような気がしますが、

やはり安全を優先するので、「努力はするけれど無理はしない」という方針です。



昔、私用で利用した便がダイバートしたことがありました。

同期と二人で1泊で北海道にスキーに行った時のこと。

雪で着陸できず、あっさりと道内の代替空港へ向かってしまいました。

ダイバート後はチャーターバスに乗せてもらい、本来の目的地に向かいましたが、

めーっちゃ時間が掛かりました。

お天気のことだから文句は言えないけれど困ったな・・・というお客さまの気持ちがよく分かりました。



ダイバートにまつわるお話、いっぱいあります。

またそのうちに (^-^)/ 




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フェリーふらいと②

ごきげんよう~。 あやメリーです。

フェリーフライト(回送)のお話です。



『フェリーでSHIPを戻す』 ことになったら、

新しい便名がつきます。

出発時刻が決まります。

ガスアップ(給油)します。

パイロットは運航管理者(ディスパッチャー)とのブリーフィング等々を終えたら・・・

出発です!



緊急時には脱出しなければならないので、ドアを開けると脱出スライドが展開するようにドアモードはもちろん変更します。

お客さまを乗せていないということ以外、

保安業務については通常のフライトと同じです。

いつもと違うことといえば、

コクピットのドアはずーっと開けたまま、でした。

だれもハイジャックしません。

パイロットの操縦の様子も見られて、とっても新鮮です。

通常フライトと同様に、離陸の合図もあります。 ポーンポーン♪

でも、アナウンスは実施しませーん。



離陸してしばらく経つと、ベルトサインもちゃんと消えます。

CAはベルトサインが消えたら、フリータイム
 
PAXシートに座って、

ダイバートしたレポートを作成するチーフあり、

地図を片手に景色を観ながら地点の勉強をするCAあり、

食事するCAあり。

コクピットのジャンプシートに座ってパイロットとおしゃべりするCAもあり。

みんなそれぞれ。 束の間の充電タイムです。

(爆睡する先輩CAもいました)



お客さまが乗っている時は避ける積乱雲も、

フェリーフライトでは避けてくれない時もありました。

『雲、突っ切るからねー。揺れるよー。』

とキャプテンからアナウンスが入ったことも。

どれだけ揺れても怖くありませんよ。コクピットクルーを信頼しています。

CAはのんびり過ごしていますが、パイロット達は仕事キッチリ!です。でも、いつもよりリラックスしているようにも見えます。



フェリーフライトの様子はこんな感じなのでした。



イレギュラーはお客さまにご迷惑が掛かるし、会社にとっても損失です。

本当はダイバートやリターンなど発生しないのが最良なのですが、

フェリーフライトは束の間のほっこりタイムなのでした。



さて、代替空港で降ろされたお客さまは、その後どうなるでしょうか。

次回に書きます。(* ´ ▽ ` *)



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フェリーふらいと①

ごきげんよう~。 あやメリーです。

寒くなってきましたね。 冬が近づいています。

冬といえば、雪。

雪といえば、天候調査。 

天候調査といえば条件付き運航。

条件付き運航といえば、リターン(引き返し)やダイバート(代替空港へ降りる)。

ですね



悪天候で飛行機が目的地に着陸できず、

目的地変更で他の空港に降りた  の話をします。



ダイバートした後、天候の回復が見込まれない場合は、そこで運航打ち切りになります。

お客さまは、代替空港で降ろされ、地上スタッフは陸送などの手段を手配します。



さて、SHIPや私たちクルーは?その後どうなるでしょうか。



飛行機とともに出発地に帰ります。



代替空港から乗ってくるお客さまは、原則的にいません。(臨時で着陸したので)

お客さまは乗せずに、パイロットとCAだけで飛ばして出発地に戻ります。

簡単に言うと、「回送便」 。

これを、 『フェリーフライト』 といいます。



お客さまだーれも乗っていないフライト。

CAはどんなことをして過ごしているでしょうか?

ちなみにパイロットは操縦していますよ、もちろん。



続きは次回ね~~




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