元キャビンアテンダントあやメリーの「自分らしくあるために、いつも心にSMILEを」

元国際線CAの現在・過去・未来のお話
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火災

ごきげんよう~ あやメリーです。



さて、

小田急線の火災の映像は怖かったですね。

正確には「火が燃え移った」わけで、

小田急さんも災難でした。

列車のドアを開けるのが遅くなったのは、

判断に迷ったのかな。

怪我人が出なくて良かったけれど、

鉄道会社の乗務員って

乗客の脱出誘導訓練をあまり実施していないのかしら?

そんな感想を持ちました。



エアラインの緊急対策訓練は、

かなり厳しくてシビアです。

訓練では機内で直接火は出ませんが、

煙(のようなもの)は出てきます。

モックアップ(実物大模型)では、窓の外の映像が火だったり、海だったり、その都度変わります。

窓の外に火が見えたり、波が打ち寄せたりしていると、ドアは開けません。

緊急着陸、着水した後に、外の状況を見て

瞬時に判断する訓練をしています。

ドアを開けられない場合は、他のドアに向かうよう大声で指示します。




普段、電車に乗るのが怖い方は少ないかもしれませんが、

飛行機が怖い人は沢山いらっしゃいます。

安心してご利用いただくための責務として、

乗務員は普段のフライトはもちろん、

イレギュラーや緊急時の対応をしっかりと行うことがホントに重要。



ちなみに、CAは消火器を使って火を消す訓練もしています。

立体火災、平面火災の違いで消火方法に違いがあり、

よくペーパーテストにも出題されてたな💦

機内でお歌

ごきげんよう~。 あやメリーです。

9月⁉️

早いわ〰️。



先日、出発遅延の機内で大物シンガーがお歌を披露した、という記事を見ました。

動画を観てみると、ホントに歌ってますね❗

しかもCAが使うハンドセット(マイク)で生歌披露。

出発遅れでイライラしている気持ちが和らいだお客さまもいらっしゃったでしょう。

でも、クルーは勇気が要っただろうな。



もし、私がチーフとして乗務する機内でそのような申し出があったら、どんな判断をするかな…。

客層を見て、大丈夫そうなら同じことするかな。

今回はお客様の反応が概ね良かったようで、クルーもホッとしたことでしょう。



ちなみに、CAが使うあのマイクロホンは、

インターホンの機能も兼ねています。

基本的に、PUSH TO TALK なので、

ボタンを押しながら話さないといけません。

押さえる指が離れると、音声も途切れます。

(時々、アナウンスがブチブチと耳障りなことがありますよね)



大物シンガーのあの方も、マイクのPUSHボタンを押し続けながら歌ったんだろうなー、

と細かいところに注目した私なのでした~。



病人発生はドクターコール

遅延発生はシンガーコール?



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酸素マスクが落ちてきたら

ごきげんよう。 あやメリーです。

高校野球も明日が決勝。

夏の終わりを感じて少し寂しくなります。

相変わらず忙しく、遊びの計画など何にもない毎日を過ごしているうちに、

あれ、もう8月下旬? 息子の夏休みも終了?(←受験生) ヤバイです。



さて、先日、A社の飛行機が与圧トラブルで引き返しましたね。

引き返しのことを AIR TURN BACK といいます。

酸素マスクがDROPしました。

本物の酸素マスクを見ることはあまりないかと思います。

毎回、安全ビデオを何となく観ているアナタ。

使い方はご存じですか?

あれはね、マスクを顔に当てるだけでは酸素は流れてきません。

安全ビデオでも言っていますが、

「マスクを強く引く」 ことにより酸素が流れてくるんです。(機種によって違いはありますが)



ちなみに、酸素の供給時間は15分間です。

え?たったの15分? そうです15分間のみです。

この15分間でパイロットは、酸素が要らない安全高度まで降下するのです。

だから乗客の証言は 「機体が急降下した」 となるわけです。



小ネタだけど、大事なネタでした。

ではまた~。



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機内で殺虫剤

ごきげんよう~。あやメリーです。

東京でもヒアリが見つかったのですね。

繁殖力も強いので、今後が心配です。



さて、国際線の便では、国によっては到着前に

機内で殺虫スプレーをまくことが義務づけられています。

このスプレー、缶の中身を使いきらないといけないのです。

なくなるまでひたすらシューーシューーーです。

果たしてこれで害虫の入国が100%防げているのか?

と少々疑問に感じながら実施していました。



ヒアリのニュースを見て思い出したコネタでした。

ではまた✋

収納場所

ごきげんよう~。あやメリーです。

窓を開けると今年も、うぐいすの鳴き声が聞こえてきます。癒される~。



さて、

我が家の息子は物を失うことが多く、

いつもいつも何か探し物をしています。

どこに置いたか分かんなくなってるのよね💢。

『置場所を決めるべし。』 と母ちゃんキレ気味。

ていうか、毎回ぶちギレ。

物の管理を徹底するよう指導中です。



飛行機では、

機内の搭載品は、一つひとつ収納場所が決められています。

使ったら必ず、絶対に元の場所に戻さなければなりません。 これ鉄則。

次に引き継ぐクルーのためでもあり、

使った分だけ物品を補充してくれる搭載スタッフのためでもあり、

理由は他にもあります。

必ず搭載されていなければならないものが所定の位置にないと、

飛行機を飛ばせない場合もあります。 非常用装備品がそれに該当します。



CAは、SHIP IN したらまず、「プリフライトチェック」を行います。

非常用装備品の確認と、サービス用品の搭載確認などなど、

無数にあるコンパートメントを全て開けて、中身をチェックしています。

国際線では、この搭載品チェックがすごーく大変。

(膨大な数と量のアイテムが搭載されているため)

そして、どこに何が何個入っているべきか、を把握していないと、搭載洩れに気付くことができません。

チェック洩れの無いように活用しているのが、ロケーション一覧図(資料)です。

機種毎、ギャレーごと、路線ごとに異なる搭載品の種類、数、場所が図で書かれています。

私はその一覧図をポケットに忍ばせてフライトしていましたが、それを確認している暇は無し。

「搭載位置は体で覚える」これしかありません。



息子にも体で覚えていただきましょうかね。

その為には、使ったものは元の場所に戻さないと、

意味がなーい!(-_-)