ごきげんよう~。 あやメリーです。
昨日、伊丹発山形行きの飛行機が伊丹に引き返す、ということがあったようです。
飛行中に、乗降用ドアが正常に閉まっていないことを示す警告灯が点灯したんですって。
もし、本当にドアのロックがきっちりかかっていなかったら?
エアリークといって、機内の空気が外に漏れていきますね。
飛行中の機内は与圧されていて、地上の気圧に近い状態に保っていますが
ドアが完全に閉まっていないと、減圧が起きてしまいます。
それこそ
マスクがドロップアウト(落下)(←クリック)です。
乗降用ドアは、旅客の搭乗完了後にドアクローズしますが、
閉めた後に、目視での確認事項があります。
機種によっても大きく違うですが、
ドアの周りに物が挟まっていないか、や
ドアにインディケーターがついていて、
”LOCKED” の文字を目視で確認する、とか
ドアハンドルが ”CLOSE” の位置にあるか、とか
フラッシュライト(懐中電灯)でドア周りを照らして確認する、とか
たくさんの確認事項を経て、キャプテンにインターホンで報告します。
『ドアクローズと、ドアモードの変更はOKです。』 と。
さらにはコクピットでも、全てのドアが閉まっていることを
インディケーターで確認します。
ドアが開いているとレッドライト(赤)、閉まったらグリーンライト(緑)に変わる、等です。
今回は、そのコクピットの警告灯が赤く点灯したのかな。
警告灯って、ごくごくまれに、誤作動を起こすようです。
誤作動 なのか
誤操作 なのか
見極めが難しい時もあります。
でも、
迷ったら、安全を取る。 これ鉄則。
昨日のSHIPは、引き返して点検したところ、
異常は見られなかったとのことで再出発しました。
警告灯の誤作動だったのかもしれません。
お客さまには不安を与え、ご迷惑をかけてしまう出来事でした。
ドアの開閉を任されているCAは、誤った操作をしないよう
気を引き締めて業務を遂行する。
これが基本中の基本です。
お客さまに話しかけられても、ドア操作中は
お客さまとはお話ししません。 超集中です。
ドア操作中のCAに話しかけて無視されても、
この瞬間だけは勘弁してねー。
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