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元キャビンアテンダントあやメリーの「自分らしくあるために、いつも心にSMILEを」

元国際線CAの現在・過去・未来のお話
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ごきげんよう~。 あやメリーです。



テレビを観ていたら、昔よく機内でナンパされたお話しした著名人の方が出ていました。

その方は、『車で事故った場合に中から脱出できるように、車内にオノ(斧)を標準装備するべきだ。』 

と番組内で力説していました。

そういえば、車には装備されてないな。

飛行機には装備されているってご存知でしたか~?



クラッシュアックスという斧がコクピットに装備されています。

緊急事態発生時、狭いコクピットに閉じ込めれた時などに使用するようです。

私は手に持ったことはありませんでしたが、重そうな斧でした。

そういえば、映画「タイタニック」にも出てきましたね。

SHIPに積んである斧で鎖を切っていました。(わかる?)



以上、小ネタでした



その著名人。今の奥様は元CAだそうです。 やっぱりね!
 

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時計を忘れる

ごきげんよう~。あやメリーです。

最近よく、腕時計を着けずに出勤してしまいます。

駅に向かう道程で気付くのですが・・・

腕時計をしていないことに気付いた時の自分の動揺ぶりが、なんだか異様なのです。

簡単に言うと、すごく落ち込むのです。

自分では分かっています。CA時代に染みついた感覚だということが。



分刻みで動いていたCA時代は、時計がないと仕事になりませんでした。

何度か忘れたことがあり、非常に困りました。

ショウアップ前に空港内で探しまくって購入したこともあります。

時計は、脈を測れるように秒針付きが必須。

そして、あまり高価すぎる時計はNG。

フライト中に電池切れで針が止まった経験もあり、その時のショックは今でも覚えています。



そして現在。

スマホで時刻は確認できるしオフィスにももちろん時計があるので、ほとんど困ることはありません。

だからなのか、今日も着けていくのを忘れましたー!

そしてなぜかやはり!今日も落ち込むのでした

たるんどるぞ私 




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ダジャレ

ごきげんよう~。 あやメリーです。

塾から帰宅した息子が写真を撮っていました。

 「アルミ缶の上にあるみかん」 ↓

アルミ缶


息子が9歳の時にサンタクロースに宛てたお手紙 ↓

トナカイ

トナカイは大人だと思います。



ダジャレが好きな息子ですが、

月曜日からの期末考査が終わってから思う存分ダジャレておくれ。




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CAのケガ③

ごきげんよう~。 あやメリーです。



今回の、CAの骨折について、私なりにその時の状況を色々と想像しています。

パイロットは、ベルト着用サインを消灯させるタイミングをいつも慎重に判断していると思います。

まだサインが点灯しているということは、CAや乗客はその判断を信じなければなりません。

時々、「親子ベルト」をしている保護者の方がいらっしゃいますが、

ベルトは大人だけが締めて、その上から幼児を抱っこするのが正解です。

膝の上の幼児は、保護者の両手がベルト代わり なのです。

大人はその手を放してはなりません。

急に上下に揺れた時には、幼児は宙を舞います。

そんな状況にならないよう、ケガをしたCAは幼児の保護者に伝えたかったのでしょう。



ネットでは、幼児から手を離していたお客さまを非難したり、

ケガをしたCAをかばう、ありがたいコメントもいくつか目にしました。

でも、私の想いは少し違います。



幼児を放置するお客さまは普段のフライトでもたくさんいらっしゃいます。

狭い空間の中で、子どもをじっとさせるのも大変なはずです。

そしてCAは、機長に離席の許可を得ずに立ち上がってしまったのです。

咄嗟の判断で行ったこの行動で、結果的にケガをしたということは、

CAのジャッジミスもあったと私は思っています。

とはいえ、その時の状況はその便に乗っていた人にしか分かりません。

私もケガをしたことがある、と書きましたが、私もその時は必死でした。

ケガをしない術があったんじゃないの?と言われても、答えはNOです。

だから、誰が悪い、とは私には言えません。



今回のCAにはしっかりと治療して、またフライトに復帰してもらいたいです。

だって、同年代だもん!

「怪我が原因で退職」 だなんて無念だからね。

本当に本当に、お大事に。

そして、乗客のみなさまもお気をつけて 




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CAのケガ②

ごきげんよう~。 あやメリーです。

CAがケガをしてしまったことについて、今日も書きます。



今回の状況はニュースによると、

ベルト着用サインが点灯している状況で、CAが離席したことにより発生した模様。

基本的には、ベルトサイン点灯中はベルトを外してはいけません。お客さまもCAも、パイロットも。

もし飛行中に突然ベルトサインが点灯したら、お客さまにベルト着用を促し、CAも急いで着席します。

ベルトサインを甘くみてはいけないのです。

上空でベルトサイン点灯直後に大きく揺れて、着席が間に合わずに負傷する、

というケースは、私が在職中にも時々ありました。

私はこのパターンでケガをしました。

今回は、状況が違ったようです。

上昇中、まだベルトサインが点いているのにCAは立ったのです。

幼児をしっかりと抱かない保護者の方への注意喚起をしたかったようですね。

しっかりとCABINをWATCHしていたからこそ、お客さまの不安全要素を見つけたのでしょう。

大声で伝えても届かなかったので、仕方がなくベルトを外したら、そこに大きな揺れがきたのかな、きっと。

このような場合はどうするのがベストでしょうか。



まずは、アナウンスです。

アナウンスといっても、全員対象のアナウンスというよりは、

その方に対して のアナウンスです。

アナウンス担当のCAでなくても、自分の担当エリアにそのようなお客さまを見つけたら、

躊躇せずにアナウンスです。↓

『お子さまをしっかりとお抱きください。』

それを聞いた他の子連れのお客さまも、自分の子どもをしっかりと抱くことでしょう。



アナウンスをしても、なかなか伝わらないこともありました。自分のことだと気付かないようでした。

そんな時は、本当にハラハラしたものです。 

でも、ベルトサイン点灯中は、立ってはいけないのです。



このお話、もう少し続きます。




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CAのケガ①

ごきげんよう~。 あやメリーです。

寒かったり暖かかったり、体調管理が難しいですね。



昨日、ニュースが飛び込んできて驚きました。

CAが乗務中に骨折してしまったと。

え、なぜ。 ベルトサイン消えてたの?

ネットのニュースしか見ていませんが、

離陸後の上昇中で、ベルト着用サインは点灯していたとのこと。

CAはなぜ離席したの? よっぽどの状況だったのでしょうか。



私も乗務中にケガをしたことがあります。

お客さまもケガをしてしまいました。

その時に知ったことは、

骨折者が出た場合は「航空機事故」扱いになるということ。

私の場合は、事故扱いにはなりませんでしたが、新聞には大きく載りました。

今回の件は残念ながら、事故ということになってしまいました。



この件について、数回に分けて書いていこうと思います。

ケガをしたCAの早い回復を祈ります。




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ダイバートの後は

ごきげんよう~。 あやメリーです。

フェリーフライトに引き続き、ダイバートにまつわるお話です。



ダイバート(代替空港への着陸)を経験したことはありますか?

悪天候や機材故障などで、目的地に降りられない時に発生します。

他の飛行機が緊急着陸して、その空港が一時的に閉鎖になった時にも、

他の空港へダイバートしなければならない場合があります。



飛行機の遅延や欠航、ダイバートでの会社の対応は、エアラインや原因によっても差があります。

例えば、帯広空港に行きたかったのに、新千歳空港に降りてしまった場合。

千歳から帯広までの列車の案内、またはバスを手配します。

私がいた会社では、陸路での移動料金は会社負担でした。

「機材故障」が原因だったら当然の措置ですが、

「悪天候」によるダイバートでも会社負担で手配していたと思います。

イレギュラー対応はケースバイケースですが、

降ろされた場所で路頭に迷う、ということはほぼありませんので、そこはご安心ください。



条件付き運航の場合、機内では

ダイバートした場合の列車での移動手段と目的地まで掛かる時間を、JR時刻表などであらかじめ調べていました。

なぜならば、お急ぎのビジネスマンから上空で質問を受けるからです。

質問があってもその場ですぐにお答えできるよう、備えていました。

多分、今はそこまでするCAはいないかもね。

おかげさまでJR時刻表の読み方は、これでマスターしました。



条件付き運航の便に乗るかどうかは、一つの賭けでもありますね。

代替空港へ降りるかもしれない、という条件を承知の上でご搭乗いただきます。

実際には、目的地に着陸できる確率のほうが高いような気がしますが、

やはり安全を優先するので、「努力はするけれど無理はしない」という方針です。



昔、私用で利用した便がダイバートしたことがありました。

同期と二人で1泊で北海道にスキーに行った時のこと。

雪で着陸できず、あっさりと道内の代替空港へ向かってしまいました。

ダイバート後はチャーターバスに乗せてもらい、本来の目的地に向かいましたが、

めーっちゃ時間が掛かりました。

お天気のことだから文句は言えないけれど困ったな・・・というお客さまの気持ちがよく分かりました。



ダイバートにまつわるお話、いっぱいあります。

またそのうちに (^-^)/ 




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フェリーふらいと②

ごきげんよう~。 あやメリーです。

フェリーフライト(回送)のお話です。



『フェリーでSHIPを戻す』 ことになったら、

新しい便名がつきます。

出発時刻が決まります。

ガスアップ(給油)します。

パイロットは運航管理者(ディスパッチャー)とのブリーフィング等々を終えたら・・・

出発です!



緊急時には脱出しなければならないので、ドアを開けると脱出スライドが展開するようにドアモードはもちろん変更します。

お客さまを乗せていないということ以外、

保安業務については通常のフライトと同じです。

いつもと違うことといえば、

コクピットのドアはずーっと開けたまま、でした。

だれもハイジャックしません。

パイロットの操縦の様子も見られて、とっても新鮮です。

通常フライトと同様に、離陸の合図もあります。 ポーンポーン♪

でも、アナウンスは実施しませーん。



離陸してしばらく経つと、ベルトサインもちゃんと消えます。

CAはベルトサインが消えたら、フリータイム
 
PAXシートに座って、

ダイバートしたレポートを作成するチーフあり、

地図を片手に景色を観ながら地点の勉強をするCAあり、

食事するCAあり。

コクピットのジャンプシートに座ってパイロットとおしゃべりするCAもあり。

みんなそれぞれ。 束の間の充電タイムです。

(爆睡する先輩CAもいました)



お客さまが乗っている時は避ける積乱雲も、

フェリーフライトでは避けてくれない時もありました。

『雲、突っ切るからねー。揺れるよー。』

とキャプテンからアナウンスが入ったことも。

どれだけ揺れても怖くありませんよ。コクピットクルーを信頼しています。

CAはのんびり過ごしていますが、パイロット達は仕事キッチリ!です。でも、いつもよりリラックスしているようにも見えます。



フェリーフライトの様子はこんな感じなのでした。



イレギュラーはお客さまにご迷惑が掛かるし、会社にとっても損失です。

本当はダイバートやリターンなど発生しないのが最良なのですが、

フェリーフライトは束の間のほっこりタイムなのでした。



さて、代替空港で降ろされたお客さまは、その後どうなるでしょうか。

次回に書きます。(* ´ ▽ ` *)



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フェリーふらいと①

ごきげんよう~。 あやメリーです。

寒くなってきましたね。 冬が近づいています。

冬といえば、雪。

雪といえば、天候調査。 

天候調査といえば条件付き運航。

条件付き運航といえば、リターン(引き返し)やダイバート(代替空港へ降りる)。

ですね



悪天候で飛行機が目的地に着陸できず、

目的地変更で他の空港に降りた  の話をします。



ダイバートした後、天候の回復が見込まれない場合は、そこで運航打ち切りになります。

お客さまは、代替空港で降ろされ、地上スタッフは陸送などの手段を手配します。



さて、SHIPや私たちクルーは?その後どうなるでしょうか。



飛行機とともに出発地に帰ります。



代替空港から乗ってくるお客さまは、原則的にいません。(臨時で着陸したので)

お客さまは乗せずに、パイロットとCAだけで飛ばして出発地に戻ります。

簡単に言うと、「回送便」 。

これを、 『フェリーフライト』 といいます。



お客さまだーれも乗っていないフライト。

CAはどんなことをして過ごしているでしょうか?

ちなみにパイロットは操縦していますよ、もちろん。



続きは次回ね~~




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今朝の出来事

ごきげんよう~。 あやメリーです。 

本日二度目の記事UPです。 あら、めずらしい。

文化の日。 一歩も外に出ませんでした~。

一日中、お風呂に出たり入ったり  まあ、こんな日があっても良いよね。



今朝、我が家のリビングのガラスドアに、鳥が激突しました。


バードストライクです。


カラスかトンビか?!と思うくらいの衝撃音でしたが、小鳥でした。

小鳥よ、どうした。窓ガラスが見えなかったか?



小鳥ちゃんは激突後、落下しました。

が・・・飛び立ちません。

息子が近寄っても逃げません。

息子がそーっと掴むと、首がグラグラしていたそうです。

そして、手に乗せてみると・・・乗っかります。 ↓

小鳥

野生の小鳥が息子の指にチョコン。ある意味スゴイ。

首は大丈夫みたい。

目は開いているけれど、脳震とうでも起こしているのかな?大人しいです。

まったく飛び立たないので、パンをあげてみましたが、食べません。



頭の上にパンを乗っけてみました。 ↓

小鳥とパン

まったく動きませーん!



ぶつかった衝撃で意識朦朧となっているのか、飼われていた小鳥なのか??

すごくすごーく心配になりました。

動物病院に連れて行くべき?

いやいや、野生だよね。

複雑な思いでしばらく様子を見ていたら、小鳥ちゃんは正気に戻ったようで、飛び立って行きました。



この小鳥ちゃん。ウグイスに似ていましたが、何の種類だろう?

気を付けてフライトしてちょーだいよ。そして、

エンジンに吸い込まれるから飛行機には近づかないようにね。




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