ごきげんよう~。 あやメリーです。
フェリーフライトに引き続き、ダイバートにまつわるお話です。
ダイバート(代替空港への着陸)を経験したことはありますか?
悪天候や機材故障などで、目的地に降りられない時に発生します。
他の飛行機が緊急着陸して、その空港が一時的に閉鎖になった時にも、
他の空港へダイバートしなければならない場合があります。
飛行機の遅延や欠航、ダイバートでの会社の対応は、エアラインや原因によっても差があります。
例えば、帯広空港に行きたかったのに、新千歳空港に降りてしまった場合。
千歳から帯広までの列車の案内、またはバスを手配します。
私がいた会社では、陸路での移動料金は会社負担でした。
「機材故障」が原因だったら当然の措置ですが、
「悪天候」によるダイバートでも会社負担で手配していたと思います。
イレギュラー対応はケースバイケースですが、
降ろされた場所で路頭に迷う、ということはほぼありませんので、そこはご安心ください。
条件付き運航の場合、機内では
ダイバートした場合の列車での移動手段と目的地まで掛かる時間を、JR時刻表などであらかじめ調べていました。
なぜならば、お急ぎのビジネスマンから上空で質問を受けるからです。
質問があってもその場ですぐにお答えできるよう、備えていました。
多分、今はそこまでするCAはいないかもね。
おかげさまでJR時刻表の読み方は、これでマスターしました。
条件付き運航の便に乗るかどうかは、一つの賭けでもありますね。
代替空港へ降りるかもしれない、という条件を承知の上でご搭乗いただきます。
実際には、目的地に着陸できる確率のほうが高いような気がしますが、
やはり安全を優先するので、「努力はするけれど無理はしない」という方針です。
昔、私用で利用した便がダイバートしたことがありました。
同期と二人で1泊で北海道にスキーに行った時のこと。
雪で着陸できず、あっさりと道内の代替空港へ向かってしまいました。
ダイバート後はチャーターバスに乗せてもらい、本来の目的地に向かいましたが、
めーっちゃ時間が掛かりました。
お天気のことだから文句は言えないけれど困ったな・・・というお客さまの気持ちがよく分かりました。
ダイバートにまつわるお話、いっぱいあります。
またそのうちに

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