ごきげんよう あやメリーです。
前回からの続きでーす。
私が好きな、デルタエアラインのジョニー君(仮名)の話です。
ジョニー君はいつもエントランスドアでお客さまを出迎える、チーフレベルのベテランCAと推測されます。
よって、
ビジネスクラスを利用するとジョニー君のサービスを受けられるのですが、
ある時、我が家はビジネスではなく、その次のコンフォートプラスというプレミアムエコノミーを利用。
ボーディングが始まり、エントランスドアでジョニー君を発見!
また会えた! 思わず日本語で 「お久しぶりでーす」 と挨拶。
すると、一瞬固まったジョニー君。そのまま特に会話もなく、人の流れに押されて機内へ。
ビジネスクラスの通路を寂しくスルーして、コンフォートプラスの最前列に着席。
私はジョニー君のこと覚えてるけど、ジョニー君は私(と家族)のこと覚えてくれてないかな。
(ま、そうだよね、特徴もないし)
あ~あ、一つ前の席はビジネスクラスなのにな~。今回もここに座りたかったな~。
この後、カーテンを閉められて、ビジネスの様子は伺えなくなるのよね~。
などと思いながら離陸。
コンフォートプラスではジョニー君のサービスは受けられなかったけれど、全体的には快適でした。
ミールサービスが終わり、機内は消灯。
就寝するべきなのに、お客で乗るとなぜか寝られない。
なんでだ?!
CA時代、
デッドヘッド(←クリック)ではいつも爆睡してしまってたのに!
ウトウトし始めた時、真っ暗なCABINのビジネスクラスのカーテンが開き、ジョニー君が登場。
そして、私の足下のバッグの上にそっと、これを置いて去って行った!


ビジネスクラスのアメニティーキット

ビジネスに乗る人だけが授かることができるTUMIのポーチです。
ポーチの中には、耳栓や靴下、アイマスク、歯ブラシセット、ハンドサニタイザーなどが入っています。
ジョニーよ、私たちのこと思い出してくれたか?!しかも人数分の3セット!
我々のシートを探し、わざわざギフトを持って来てくれたのでした。
ジョニー君は、お客の嗜好をよく把握してくれるCAで、
頼んでいないのに、息子の好きな飲み物をテーブルにそっと置いてくれたり、
呑兵衛の私がコーヒーを頼むと、
『メズラシイネ(酒飲まねーの?)
』とツッコんでくれるのです。
今回もそんなジョニー君のホスピタリティに触れることが出来て、本当にHAPPY。
ホノルルに着いて、SHIPを降りる時にお礼を述べ、ジョニー君とぎゅっと握手を交わしたのでした。
自分がCAだったとき、どれだけ心に残るサービスを提供できていただろうか?とも考えた出来事でした。
ジョニー君
(仮名)!ありがとう。きっとまた逢えるね。
(※コロナ爆発前の過去の話です)