あやメリーです。
機内でお配りした茶菓に入っていた乾燥剤を、
実際に食べちゃった(?)お客様の話です。
(前回は、乾燥剤を間違えて食べそうになったという話でした。)
飲み物サービス中に男性のお客様から呼び止められました。
『ネエちゃん、乾燥剤飲んでしまったぞ。
どうしてくれるんだ?』お客様はそう言って、カップの中を私に見せました。
カップの中には溶けずに残った乾燥剤らしき粒が入っていました。
茶菓の包装紙に入っていた乾燥剤のようです。
『砂糖かと思って飲み物に入れてしまったぞ。』 と。
たしか、この方には冷たいお茶をお渡ししたはず。
”冷茶にお砂糖入れるか?普通。” と思いましたが、
その方は 『案内不足だ。』 と主張してきました。
”乾燥剤ってちゃんと大きく書いてあるじゃん!”と思いつつも、お客様の主張をひと通り傾聴、
そして飲んだ時の状況を詳しく確認。
(本当に飲んだのかも、鋭く探る。)
しかし!
お隣りのお連れ様が終始ニヤニヤと笑っています。
面白がっていることは明らかです。
さらに、差し出された名刺は、普通のものではありませんでした。
(ここではハッキリと言えませんー。)
そして、予想どおり
『タダ券よこせ』 と言われました。
チーフCAに報告したところ、
「了解。 恐喝よ。 着いたら地上に引き継ぎましょ。」
到着後に地上職員に引き継いだものの、結局は何も揉めることなく、
そのお客様達はあっさりと手ぶらで帰っていかれたそうです。
・・・一体、あの剣幕は何だったのだーーー?!
あの時、クレームの迫力に押されて、
”謝って済まそう” と安易に対応していたら
その後の状況は良くない方向に変わっていたかもしれません。
クレーム対応って、本当に難しいけれど自分を鍛えられます。
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