あやメリーです。
新人CA時代の出発前
ブリーフィングは毎回緊張しました。
なぜかって?
新人は、チーフから知識確認をされるからです。
以下、新人への確認事項のほんの一部です。
「消火器の使い方を言ってみて。」
「酸素ボトルの使い方は?」
「緊急時のドア操作を言ってみて。」
「脱出用スライドが膨張しなかったら、どうするの?」
「緊急着水の時はどうするの?」
「急減圧が起こったらまずどうするの?」
「ハイジャックが起きた時に注意することは?」
などなど、まだまだ限りなくあります。
保安業務に関することばかりなので、
マニュアル通りに完璧に答えなければなりません。
その場でもし答えられなかったら、
同じフライトのメンバーから保安要員として信用してもらえなくなります。
チームワークにも悪影響でギクシャクしてしまうのです。
だから、ショーアップ前に必死に直前予習をします。
”今日は何を質問されるかな・・・(ドキドキ)”
すごーくすごーく優しいチーフとご一緒の時は
『今日は、酸素ボトルについて質問するからね。(予習しとけよ)』
と、ブリーフィングの前にコッソリ教えて下さった時もありました。
その先輩が天使に見えました。

そんな時代を経て、段々と、知識確認などは行なわれなくなっていきました。
でも本当に鍛えられました。
だって、
今でも消火器や酸素ボトルの使い方、
スラスラ言えるもーん。
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Comment
久しぶりに拝見いたします。私も以前はよく飛行機で移動していましたが本当に限られたスペースでスキルの高い仕事をされてるのだなと家内とも感心していました。
> 久しぶりに拝見いたします。私も以前はよく飛行機で移動していましたが本当に限られたスペースでスキルの高い仕事をされてるのだなと家内とも感心していました。
ベン 様
訪問ありがとうございます。
CAの仕事を振り返り、やりがいある仕事だったと再認識しています。
これからも「へ~、そうなんだ~。」と思っていただけるような
ネタを書いていこうと思っています。
コメントありがとうございました。
Y子 さま
出発ブリーフィングをクリアすると、もうフライト半分終わったような気持ちでしたよね。