あやメリーです。
昨日、息子と近所を散歩していたら、
小さな消火器屋さんを見付けました。
へえ~めずらしいな~、と思い、
ふと、消火器事件を思い出しました。
国内線のチーフで乗務していたある日のフライト。
ボーディング(搭乗)が始まって、お客さまが続々と機内に乗り込んでいた時、
ボーディングブリッジ(飛行機への連絡橋)に設置してある消火器が、
突然、
吹き出した のです。


エントランスドア(搭乗口)に立っていた私は、目を疑いました。
え・・・なんでっ?!
普通はレバーを握らないと噴出しない消火剤が、
なぜ今、誰も触っていないのに勝手に出てるんじゃー!
飛行機に乗り込もうと
こちらに向かって歩いてくるお客さまもビックリ。
ボーディングブリッジの通路は、
見る見るうちに消火剤の海となり、真っ白に・・・。
信じられない光景です。
お客さまが消火剤を吸い込んだり、足元を汚してしまったら
ちょっと大変なことになるー!
私は、歩いてくるお客さまを制止し、ボーディングを中断。
消火器のホースは、ヘビのようにクネクネと暴れながら
いつまでも消火剤を吐いています。
私は噴出し続ける消火器を掴み、屋外に出しました。
SHIPの外で起こったことなので、
整備士さんかグランドハンドリングの管轄です。
あとはヨロシクお願いします。
ボーディングは再開され、無事に定刻に出発できましたが、
なぜ突然暴発してしまったのか、今でも不思議です。
暴れる消火器ホースは、上手に捕まえましょう。
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