あやメリーです。
今日、"徳島空港で、管制ミスにより着陸をやり直した。"
というニュースが流れていました。
徳島空港に着陸しようとした飛行機が、滑走路上に車両がいるのに気づき
寸前で機体を上昇させて着陸をやり直したそうです。
管制官が、滑走路上の作業車の存在を忘れていて、
着陸を許可してしまったんですって。
みんな無事で良かったです。
着陸のやり直しを GO AROUND(ゴーアラウンド)といいます。
私もたくさん経験しました。
横風や視界不良の時などにゴーアラウンドすることが多かったです。
滑走路上に車がいて・・・というのは
私の場合、離陸時に体験しました。
離陸の許可が下りて、滑走が始まり、
離陸できるスピードまでグングンと加速していたのに
急ブレーキ がかかりました。
離陸中断 です。
今でもあの時の体感は忘れられません。
固定していない手荷物は、全て前方に大きく移動し、
お客さまが持っていた週刊誌は、全て手を離れて
前方へ飛んで行きました。
身体は前のめりになり、CABIN(客室)内は
手荷物や雑誌などが散乱した状態になりました。
幸い、SHIPは滑走路をはみ出ることなく止まり、
お客さまも無事でした。
離陸中の滑走路に車両が残っていたことに気付いたキャプテンが
離陸を中断したのでした。
離陸を中断することを
”REJECT TAKE OFF”
(リジェクトテイクオフ) と言います。
急ブレーキをかけただけで、こんなに物が散乱するんだな、と実感し
離着陸に失敗したら、こんな状態では済まないんだな、
と気が引き締まりました。
手荷物を足元に置く場合は、緊急脱出の妨げにならないように
前の座席の下に奥まできっちりと収納しましょう~。
ベルトもしっかり締めてちょ!
人気ブログランキングへ
- 関連記事
-
Comment