ごきげんよう~。 あやメリーです。
昨日は息子の忘れ物を届けるドタバタ劇のことを書きましたが、
誰でも忘れ物ってしたことありますよねー。
私もCA時代、何度か忘れ物をして血の気が引いたことがありました。
制服のブラウスを地方のホテルに忘れてきてしまって、ホテルに電話して
『今月また行きますので保管しておいてください。』 とお願いしたり、
ホテルに大切な手帳を忘れてきてしまい、ホテルに電話して
『着払いで自宅まで送ってください。』 とお願いしたこともありました。
でも、これらは大したことではありません。
自宅から腕時計をしていくのを忘れた時も何度かあり、これは困りました。
CAは分刻みで動くので、腕時計がないと仕事ができません。
これを教訓に、会社のロッカーには予備の腕時計を常備しました。

以上のことは自分の持ち物に関してですが、
会社から預かっている物をホテルに忘れてしまったこともあります。
忘れもしないシドニーオリンピックの年。
フライトでお客さまに配る、オリンピック関連の粗品を
なぜかCAが預かって持ち歩いていました。
機内サービス用品は通常、搭載担当の方がSHIPに搭載してくれるはずなのに
どういうわけか、この時だけはCAが
ステイの間も持ち歩いて管理していたのです。
その粗品をホテルに忘れてきたことを思い出したのは、
福岡空港に
ショウアップしてからでした。
普段は持ち歩かない荷物なので、すっかり失念していたのです。
まずい・・・絶対に配らなきゃいけないグッズなのに、どうしよう・・・

ホテルに取りに戻っていたら、出発が遅れてもっとマズイことになるー。
さて、この後どうなったでしょうか。
私、ホテルに急いで電話し、その荷物(粗品)があることを確認して
フロントの方にお願いしました。
『その荷物だけタクシーに載せて、空港まで運んでくださいっ!!』 必死の懇願に、フロントの方も 『は、はい!分かりました!』
そして、タクシーの運ちゃんは荷物だけを載せ
私がドキドキしながら待つ空港へ、無事届けてくれたのでした。
便の出発にも間に合いました。(皆さん、ありがとうございました!)
幸い、福岡空港だったから良かったのです。
福岡空港は市街地に近い場所にあるので、
ホテル=空港間が近かったのですが、
もしもこれが大分空港だったらアウトでした。
(ホテル=空港間が車で小一時間)
長い間CAをしていれば、色々と失敗もありますな。
ギリギリセーフで切り抜けたのも、
日頃の行いが良かったからかしら~?(反省しなさい)
迅速的確な状況判断
臨機応変な対応
気持ちの切り替え
これ、CAにはとても重要あるよ。
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Comment
そういうタイプではないと感じていませんでしたが。
カエルの“親は”カエルって言葉は・・・ありませんね
時々ドジします。(笑)