ごきげんよう~。 あやメリーです。
運航乗務員(パイロット)と客室乗務員(CA)の間には、
緊急事態の時だけではなく、通常時でも
機長 ⇒ 副操縦士 ⇒ チーフCA ⇒ その他大勢CA という順番の
明確な指揮順位があります。
機長の判断や指示に、指揮下のメンバーは従います。
機長が指示を出せない状況になったら、
指揮順位2位の副操縦士が指揮をとります。
「その他大勢CA」 の中にも指揮順位があり、
通路が2本ある、大きめの飛行機では
LEFT HAND(左側)のポジションにつくCAが、指揮順位が上位なのです。
機首に向かって左側と右側のCAを見比べると、
左側のCAはベテランさんで、右側のCAはわりと若い、
というのは、指揮順位の関係があるからなのです。
とはいえ、チーフは毎回、同乗メンバーそれぞれのスキルや
全体のバランスを考えて、担当ポジションを決めています。
年齢やキャリアだけで決めることはありません。
ショウアップ前に行う 「担当ポジション決め」 には
毎回頭を悩ませていた私なのでした。

人気ブログランキングへ
- 関連記事
-
Comment
御免被りたいですが、航空業界の指揮系統は明快で宜しいですね。
あやメリーさんは素敵に年輪を刻んでおられますので
他のCAさんに目移りすることはありえないものと
私が殿方を代表して太鼓判を押します。
でも・・・
これから出張で航路を利用する際は
おもむろに視線が右へ移っちゃうかも。。。(^_^;)
哀しい男の性なのです。。。(*^_^*)
この記事を昨日見て、なるほどと思いつつ今日の移動(札幌〜羽田)の時に意識してみてみたら仰るとおりでした。
今日の便はわかりやすく左側は40歳代、右側は20歳代でしたね〜。
私はA席だったので左側でした。
緊急事態の時に指揮系統が曖昧だと困りますからね、保安対策のほんの一部を知っただけですが安心感が増したような気がします。
時々、変則パターンもありますので、
右側を見て「あれ?ベテランが右側に・・・」と思う時があるかもしれません。
どうそ悪しからず~。(^‐^)
私は、私用で乗る時は右側に座ります。(笑)
機長昇格には、腕前だけでなく人格も問われるようです。
すばらしいご友人なのでしょうね。
もしかしたら、ご一緒したことがあったかもしれません。