元キャビンアテンダントあやメリーの「自分らしくあるために、いつも心にSMILEを」

元国際線CAの現在・過去・未来のお話
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新千歳でのインシデント

ごきげんよう。 あやメリーです。



うぅ、緊急脱出の話を書いたら、本当に緊急脱出が発生してしまったではありませんか。

今日、新千歳空港で 「重大インシデント」 がありましたね。

これは事故調査委員会が調べることになる大きな出来事です。

エンジンなど機外で発生した煙などは、空調システムを通じて機内にも充満してしまうのです。

私にも経験があり、 離陸してすぐに煙が充満したので、引き返しました。

私が経験したのも新千歳空港でした。



今回は離陸前でしたが、雪の降る寒い中、防寒具も身に付けないまま

荷物を持ち出すことなく、脱出スライドを滑り下りている映像を見て

お客さまは乗務員の指示をよく聞いて従って下さったのだなと思いました。



CAやパイロットは最後に脱出することになっているので、

機外に脱出した後の行動がイマイチ分からないですよね。

それは、

『なるべく機体から離れた風上側に逃げる。』 のです。



自力で脱出できる方々にはどんどんスライドを滑り下りていただきますが、

CAは機内で何をしているでしょうか。

ドアサイドに立って、『こっちに来て!脱出!』 などと指示をしながら

脱出誘導しています。

スライド上に座ったまま、滑走することを躊躇する方には、

手でそーっと腰を前に押し出します。(これも毎年訓練)

足が不自由など、脱出に際し援助が必要な方もいらっしゃるので、

そのような方の脱出援助を行い、

機内に残っている人がいないかを前から後ろまで確認してから

「緊急時の持ち出し品」 を携行してCAも脱出です。

この持ち出し品とは、メガホンやFIRST AID KIT(救急箱)などです。



ふぅ・・・CA辞めて何年も経つのに何か息が苦しいよー。

いまだに他人事ではない 



でも、こんな時のためにCAは訓練を重ねているのです。

ケガをした方もいらっしゃいますが、全員が脱出できてとりあえずホッ。

あとは、原因究明と再発防止、そしてお客さまのケアです。




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Comment

No title
編集
こんにちは

ニュースで見てあやメリーさんの記事思い出しました
チョクチョクJALに乗るので自分も他人事じゃないように思います
当日と翌日の今日、JALに乗ってますしね

乗客が撮影した映像が流れてましたが、CAさん落ち着いて誘導してましたね、流石です
訓練しているとはいえ実際にトラブルの時に力を発揮するのは大変だと思いますし、真価が問われるところですからね

ある意味、あのトラブル対応をみていつも利用している乗客として安心できました

あやメリーさんもそんな仕事してたんですね







2016年02月25日(Thu) 00:09
Re: No title
編集
メタボン さま

お久しぶりです。コメントありがとうございます。

CAは日頃の訓練の成果を出すことが一番重要ですよね。

つい、機内サービスにばかり意識が向かいがちですからi-230

きっとJALの社員も「我が社最大の使命」をあらためて認識していることでしょう。

ニュースを見るたびに、自分が乗務している気持ちになりますi-229
2016年02月25日(Thu) 11:35












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