ごきげんよう~。あやメリーです。
ブログ読者さまからのコメントで思い出した小ネタがあります。
飛行機のバランスのお話。
むかーし昔は、搭乗手続きカウンターでお客さまの体重を伺ったり、
実際に測ったりすることがありました。
主に小さな飛行機で行われていたと思います。
いつもいつも体重を申告するわけではなく、
予約が満席だったり、貨物との関係だったり、滑走路の長さが関係していたり、
色々な条件が重なった時に行なわれていたのではないでしょうか。
地方空港のカウンターで、お客さまに体重を聞いている光景を一度だけ見たことがありました。
そんな時代を経て、今は体重を聞かれることはなくなりましたが、
バランスの関係で、お客さまが機内で座席移動できる人数は、決まっています。
離陸前なら何名、離陸後は何名、というように、便によってもその数字は変わります。
「あ!あそこに空席があるから移動しちゃえ~」 という行動は、
もしかしたらCAから
「ちょっと待った」 がかかるかもしれません。
座席移動の範囲が広い場合、CAはコクピットに報告して、
『AコンからBコンへの移動●名、よろしいでしょうか。』
と許可を取ります。(基本は)
ちなみにAコンとは、Aコンパートメント(前方エリア)の略です。
空席に移動することを止められても、そんなバランス事情があるのでした~。
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Comment
お久しぶりです
最新記事ではないですが、コメント入れさせていただきますね。
10年程前にアメリカで10数人乗りの飛行機に乗るときに体重を測った記憶があります。
小型機なんで事情はわかりますが、最近では1〜2年前にANA(737機)で席を移動しても良いですか?と聞いたときに、ダメですと言われたことがあって、なぜ?メタボだから?と思っていましたが、いろいろ事情があるんですね
なぜ座席移動がダメなのか、きちんと説明して納得していただかなければいけないんですけどね
案内不足だったことのほうが気になりました