ごきげんよう~。 あやメリーです。
飛行機といえば、乗降口は機首に向かって左側前方のドアですよね。
でも、
機種によっては、一番前と一番後ろのドアを使うこともありました。
後ろというのは、飛行機のシッポに近い部分です。
そこから機体内蔵のステア(階段)を下ろして乗降に使います。
『お尻から乗るの(降りるの)初めてだ~~。』 とよくお客さまから言われました。
時々、諸々の事情で 「後ろの出口だけを使用して降機案内」 という場面がありました。
一番最初に降機できると思っていた、座席番号1番のお客さまの舌打ちが聞こえまーす。

この時に気を付けなければならないこと、それは
「お客さまを機体の後方に集中させないこと」 でした。
重心が後ろに集中すると、
TAIL DOWN (お尻が下がる) するんですって。
テイルダウンしないように、
”バランスの関係上、前方座席の方はご案内するまでお座りのままで。”
とアナウンスしていました。(「立たないで」ではなくて、「座っててね」と肯定表現でね)
飛行機が尻もち状態になったことは、一度もありませんでした。
飛行機も人間も、バランスは大切よね~。
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Comment
物知りでいらっしゃいますね!
お相撲さんの団体が機体後方に座っていたことがあり、「え・・・大丈夫なのかな」と思ったことがあります。