ごきげんよう~。 あやメリーです。
公私ともに色々と大変で、ブログの更新ができませんでした。
ちょっと元気ありません。
CAネタはちょっとお休みです。
中学生の頃、クラスメートに知的障がいの男の子がいました。
その子の学生服の背中にはいつも、靴跡がついていました。
誰かが背中をキックした痕です。
しかも毎日、その靴跡はついています。
毎日誰かがその子の背中を、後ろから蹴り飛ばしていたのでしょう。
そしてある日、その子の背中にシールが貼られていました。
そのシールは 『こんぶ』 『うめ』 『鮭』 など書かれたもので
コンビニのおにぎりに貼られている、具を見分けるあのシールでした。
毎日背中に複数ある、おにぎりのシール。
本人は多分分かっていなかったでしょう。
担任の先生がついに授業の時間を割き、クラスでの話し合いが行なわれました。
『なぜ、そんなことをするんだ。』
だれも答えられませんでした。
先生は悲しそうでした。
その後、美術が専門だったその先生が作った一枚の画用紙には、
「おにぎり人気レース」 と書かれてありました。
購買部で買ったおにぎりのシールを、画用紙にドンドン貼っていき
棒グラフになるようにして、クラスの人気おにぎりを競っていくものでした。
一番人気は 「鮭」、不人気は 「うめ」 という具合にレースは白熱し、
その子の背中にシールが貼られることは無くなりました。
もちろん、靴で蹴った痕も。
先生、すごい・・・。
背中にある攻撃の痕を認識しながら何も言えなかった自分を恥じながら、
先生を心から尊敬したのでした。
オチは無い話でしたが、ふと思い出したので書きました。
また更新ができないかもしれませんが、とりあえず私生きてますので
どうぞよろしくー。
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Comment
コメントありがとうございました。
人生の壁、いつも立ちはだかりますよね。
私ももがいております。
お互い、ボチボチいきたいですね。