ごきげんよう~。 あやメリーです。
週末に利用した飛行機の話。 続きです。
気流は良かったのですが、ドリンクサービスに時間が掛かっていました。
そして、あと少しのところでサービスを途中終了したようでした。
このような場合には、チーフが着陸後にアナウンスを実施します。
『本日は十分なサービスができず、申し訳ありませんでした。』
今回は、このアナウンスが聞こえてきたので、
どうやら最後までサービスを完遂できなかったことが分かりました。
気流が悪くてサービスを何度も中断したり、飛行時間が短すぎて時間が足りない時などに
このような状況になってしまいます。
でも、「ベルトサインが点灯したけれど、あと数名だから飲み物配っちゃおう。」 と無理をすると、
飲み物事故(お客さまにこぼす)を起こしたり、CAの着席が遅れてケガをする、
という事態になりかねません。
実際に、着陸間際になってもギャレーの片付けが終わらず、
ゴーアラウンド(着陸やりなおし)した飛行機も過去にありました。
ベルトサイン点灯予定時刻までに全てのサービスを終わらせるよう、
チーフやコンパートメントリーダーはサービスプランを立てる必要があるのです。
「SAFETY FIRST」です。
サービスの中断や中止を決める決断力も必要なのでした。
ちなみに、昔むかしの大昔、東京=大阪便ではボックスミール(お弁当)を配っていた時代もありました。
あの短い時間でなぜそのようなサービスが出来たのか、不思議だー。(゚∀゚)
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Comment
「戦争状態」。とてもよく分かります。日々スキルアップされているでしょうね!
今日は質問があり思い切ってコメント欄を書きます!
先日、伊丹-羽田のファーストクラスに乗りました。
私はお食事は食べずにワインをグラスでいただいていたのですが、CAさん、ミニボトルとグラスはとうとう最後まで下げに来ませんでした。
着陸のときはこぼれそうで思わず手にグラスとボトルを持ち着陸となりました。
これは普通のことなんですかね?
紙コップならまだしも、グラスは危ないんじゃないかと思うのですが……。
訪問とコメントありがとうございます。
伊丹―羽田のファーストクラスをご利用になったとのこと。
グラスを下げに来ませんでしたかー・・・(悲)
おっしゃる通り、グラスを持ったままの着陸は安全ではありません。
グラスは必ずお下げしていました。
CAは恐らく、お食事のトレーを下げることに精一杯で、
草さまのお手元のグラスは後回しになっているうちに着陸してしまったのかもしれません。
伊丹―羽田のファーストクラスサービスの裏ネタはたくさんありますので、
また記事でご紹介していきたいと思います。
お返事ありがとうございます!
そうですね、たしかにCAさん、とてもバタバタしてました(^^;)
個人的には羽田-伊丹で暖かい食事があるファーストクラスは無理なんじゃないか……と思いますが、この日も満席でしたし、会社の方針ですからCAさんも仕方ないのでしょうね。
これからも更新楽しみにしてます!