ごきげんよう~。 あやメリーです。
政府が、非正規労働者の処遇改善を目指し
「同一労働同一賃金ガイドライン案」 を示しましたね。
このニュースを見て思い出したことがあります。
CAも、同じ飛行機の中で同じ仕事をしているのに賃金体系が異なる、という状況が長く続きました。
もう少し簡単に言うと、契約社員のCAと正社員のCAが一緒にフライトしていたということです。
契約CAが導入されそうになった時、私たちプロパー社員は断固反対しました。
抗議のデモ行進も行いました。
なぜ反対したかというと、安全運航に悪影響があると懸念されたからです。
モチベーションの差はチームワークを乱し、お客さまに迷惑を掛けてしまうし、
同じフライトで保安要員として同じ責任を背負うのだから、
全員正社員であるべき、という考えでした。
その後、正式に契約CAが導入されてしまい、
「CAになれるなら契約でも良い」 と入社した新人CAは、
いざ飛び始めると、賃金の差を実感することになりました。
基本給については勤続年数などに応じた賃金差があります。
でも、賞与や昇給面で大きな格差が発生しました。
ほとんどの契約CAは一生懸命に働いてくれましたが、
『契約なので、これ以上の仕事はしません。』 とフライト中に仕事を放棄した人も実際にいました。
一番恐れていた事態になっているじゃないですかっ、と組合が訴えましたが、
この契約制度は長く続きました。
私がいた航空会社では再び、CAを正社員で採用することになり、
このタイミングで入社できるCA候補生はラッキーだと思います。
やりがいと使命感をもって頑張っていただきたいです。
さあ、クリスマスですね

冷蔵庫の中が酒だらけになってきましたよ~。どんだけ飲む気?
人気ブログランキングへ
- 関連記事
-