あやメリーです

前回の記事の続きです。
東京行きの便に、鹿児島行きのお客様が乗っていた話。
前記事でも書きましたが、
お客様、なぜもっと早く気付かないの?
搭乗案内開始後、地上職員は何を見ていたの?
そもそもなぜ、そのような事が起こり得るの?
??ハテナだらけです。
この件は、離陸して40分後にお客様から呼び止められ
「この飛行機は鹿児島には降りないの?」 と聞かれたことで発覚しました。
その後、お客様はパニック状態になり、
詳しい話も聞けないほどに動揺。
購入した航空券も、本当に鹿児島行きだったのかどうか??
私たちクルーは、とにかく出発空港に確認が必要と、
コクピットから出発空港に無線で連絡するも、なんと
もう
空港が閉まってたーーー!(事務所は無人であった)超
ド田舎地方空港は、最終便が飛び立つと、みんな帰宅するらしい・・・。
(のどかすぎる・・・それでいいのか?)
引き返すこともできず、もう東京へ向かうしかありません。
動揺するお客様の背中をずっとさすったり、
コクピットとのやり取りが異常に多い私を見ていた、
屈強で若い青年旅客が
『どうかされたんですか?
僕たち、羽田のカウンターの新人職員です。
何か手伝えることはないですか?」
と申し出てくれたのですーーー。
キャーすてき~~

ありがと~~~。
大都会東京は生まれて初めて、というそのご婦人旅客は、
その屈強なカウンター職員に抱えられて、(もう腰が立たないくらい落胆)
深夜の東京に降り立ち、ターミナルへと消えて行きました。
訳ありな感じのご婦人旅客・・・
色々と事情を抱えたお客様もいらっしゃるので、
その辺りを考慮しながら、お世話していかないといけません。
出発時刻が同じ場合、空港の構造によっては飛行機を乗り間違えることもあるようです。
この件以来、搭乗案内時には行先きを
連呼するようになりました。
小さな空港では、みなさんもお気を付けくださ~い。


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