ごきげんよう あやメリーです。
新型コロナの影響で、就活も険しい道となっています。
国内の航空関係では、SKY、ANAに続き、JALもCA職は採用中断となってしまいました。
昨年は500名以上のCA候補生が採用されたのに、1年違いで大違いとなりました。
航空関係に限ったことではないけれど、振り返れば様々な理由で
約10年ごとに採用中止や縮小が行なわれてきたように思います。
JALでは10年前の2010年に経営破綻、
その9年前の2001年にアメリカ同時多発テロ(9.11)、
そのまた10年前にはバブルが崩壊。
バブル崩壊後から数年間、国内各社のCAの正社員採用はなくなり、契約社員からのスタートになりました。
正社員CAと契約社員CAが同じフライトを乗務するのです。
同じ責務なのに、給料や待遇が違うのです。
同一労働同一賃金ではないのです。
そのことでチームワークが乱れてしまい、保安業務にも支障をきたすことが懸念されため、
労使間でとても揉めました。
そして当時、私も銀座でのデモ行進に参加し『客室乗務員は正社員で!』と叫びました。
しかし、その訴えも通じず契約制CAが導入されました。
CAになれるのなら、契約社員でもいい!と思って入社した新人CAは、
徐々にその待遇の違いに気付き始めます。
そして、懸念していたとおり、
『私は契約社員なので、これ以上は働きません。』というCAが出てきてしまいました(ごく少数ですが)。
コロナショックで、再びあの頃の状況にならないよう、願います。
CAになりたい皆さん、
今年度は採用数が減ってしまっても、選考が再開するときを、準備を万全にして待ちましょう。
そして、この先もずっと、
客室乗務員は正社員で。
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