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元キャビンアテンダントあやメリーの「自分らしくあるために、いつも心にSMILEを」

元国際線CAの現在・過去・未来のお話
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この1年を振り返る④

ごきげんよう~ あやメリーです。



前回の記事で、CAの他社出向について触れましたが、

今回は、CAを続けるための働き方について、経験をもとに緩~く書きたいと思います。



CAは飛行機に乗務するだけ、ではなくって、

昔から、フライト以外にもいくつかのミッションがありました。

分かりやすい例で言うと、訓練所の教官や、広報業務、機内販売品の企画・開発などです。

細かく言えば他にもあるのだと思います。

フライトをしながら時々行なうものもあれば、一定期間フライトから離れて専念する業務まで様々。



最近では乗務できる便が少ないため、CAも地方プロモーション活動に参加、というニュースも時々目にします。

ただ、それでもCAが余っているのが現状なのでしょう。

希望退職者を募っているエアラインもあるかもしれません。



辞めずに続ける方法にはどんなのがあるかな?

会社はいくつかの選択肢を与えているではないかしら。

短時間乗務割制度(5割・8割乗務)とか、無給休職制度、そして他社出向や副業など。



私の現役時代は、いつもCAが足りていなくて、スタンバイから呼び出されてフライトすることも多かったし、

年休もほとんど取得できない日常でした。(自分の結婚式に年休が取れない、というセンパイも)

その後、ある年に急に人員が余ったのです。

そこで会社から提示があったのが、無給休職制度でした。

ママCAだった私は、迷うことなく飛びつきました。

ちょうど、息子が保育園を卒園し、ピカピカの1年生になるタイミングだったの。

毎晩19時の 閉店 閉園まで預かってもらっていた保育園児から、

午前中で帰宅するピカピカの1年生になるにあたり、私は困っていました。そして息子が心配でした。

そんなタイミングでの会社の提案に、

『これで、退職しなくて済む!!』と救われました。



息子が小学校に通い、放課後に学童保育に自分で向かうというリズムがつくまで、

私は毎日家にいて見守ることができました。

更には、学校からの数々の呼び出しにもストレスなく対応できて、

学童保育からバトンタッチされるベビーシッターさんを探す時間も、この休職中に取れました。

たったひと月だったけど(選択制)、あの時に一度立ち止まれたからこそ、

その後もCAを続けることができたのでした~~。



今回の減便が、CAの皆さんがますます輝くきっかけとなればいいな。




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